おっさんずライフ

40代になったSEの健康や仕事や老後や生活について

土地&注文住宅について

マイホーム検討当初は、建売以外にも土地購入&注文住宅も考慮に入れていました。
全て(ある程度の制限はありますが)が自分の理想どおりにつくれますからね。

ですが、不動産屋さんに相談した結果、断念することにしました。

なぜかというと、

●分譲地にくらべ費用がかかる
家を建てる費用として、公共設備の整備、資材、運搬、建築等に加え、人件費がかかります。
規模のある建売分譲地なら、一度に複数戸に施工する事で1戸あたりの費用を少なくできますが、戸建の注文住宅は全てを自分で負担しなければなりません。
例えば、基礎のコンクリートを施工する場合、コンクリート車、作業者の費用がかかります。
戸建の注文住宅はこれら全てを自分で負担しなければいけませんが、建売分譲地であれば作業者が少し増える程度で一日で何戸も施工でき、1戸あたりの費用が安くなります。

●分譲地にくらべ、設備にかかる費用が増える
建築設計の見積もり当初は1平米あたりXX万円となりますが、大抵が普通の設備(スタンダード?)で見積もっています。
ここから詳細を詰めていくと設備についてこうしたい!など要望がでてきます。いい家に住みたいので当たり前です。
するとグレードがあがる=値段も上がっていく事になります。
ここでも建売分譲地であれば、売主は設備をまとめて購入するので単価が安くなります。
もともと少し高めのグレードを用意していたりしますし。

●物件のイメージがつけにくい
我々は建築に関しては素人です。要望はたくさんありますが、構造上無理というケースもあります。
結局、建築士の意見を聞いて進めるしかなく、できあがるものは建売とほぼ一緒のパッケージ化された住宅になる事も。
また、完成してから使いにくい、想像と違った、やっぱりこうすればよかった、という点は必ず出てきます。
それならば建売のときに使い勝手を色々確認しておいたほうが間違いがありません。


結論としては、予算が十分あるなら注文住宅でもよし、なければ建売にしましょう。
予算がなくて注文住宅にすると妥協だらけになりますよ(友人談)。

私のような年収程度では、この地域に理想の注文住宅を建てるのは厳しいという現実でした。(T_T)